4.安全・安心な日本
近年、日本各地で相次ぐ自然災害や犯罪などにより、「安全・安心」への関心が高まっています。公明党は、命を守るインフラの老朽化対策をはじめ、大規模災害からの復旧・復興、誰もが安心して避難・生活再建できる環境づくり、そして「移動の足」に困らない社会、高齢者や障がいのある方が住みやすいまちづくりなど、全世代・全地域に「安全・安心」をお届けする政策を総合的に推進し、「災害」にも「犯罪」にも強い日本を築きます。
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5.国際社会の平和と安定
【命を守るインフラ老朽化対策】
5年で20兆円強の「新たな5か年対策」で取り組みを加速
八潮市の道路陥没事故を受け、インフラ老朽化対策を強化します。また、「新たな5か年対策」として5年で20兆円強の事業規模の国土強靱化実施中期計画に基づき、上下水道の耐震化率向上、住宅の耐震化、流域治水の加速、線状降水帯の予測精度向上、「防災道の駅」の整備加速など、防災・減災、国土強靱化を強力に推進します。
【安心できる快適な避難生活・生活再建へ】
トイレ
避難所の衛生環境を改善し、被災者の健康と尊厳を守ります
キッチン
温かい食事を提供できる設備を整え、避難生活の質を向上させます
ベッド
特に高齢者や障がい者の方々が安心して休める環境を確保します
全国の避難所環境の改善に向け、TKB(T:トイレ、K:キッチン、B:ベッド)、スフィア基準の導入等をさらに推進します。また、在宅避難や車中避難など「避難所外避難」を余儀なくされる被災者への見守り・訪問、福祉サービスの提供を標準化し、安心できる避難生活・生活再建に向けた切れ目のない支援を実現します。
【体育館のエアコン設置の加速】
住民と子どもの命を守る「体育館の空調(エアコン)設置」の加速化
公明党の推進で小中学校の「普通教室」の空調設置率は99%に。一方で、災害時には地域住民の命を守る避難所にもなる「体育館」の空調は19%に止まっていることから、全国の小中学校の体育館の空調の設置を加速します。 子どもたちや避難者から要望が多い「学校のトイレの洋式化」も進めます。
100%
再エネ導入目標
避難所や防災拠点となる公共施設等への太陽光発電設備などの再生可能エネルギーと蓄電池の導入は、災害時における照明や冷暖房器具の使用のほか、重要なライフラインとなるスマートフォンの充電など「電源の確保」につながります。
全国の避難所や防災拠点への再エネ・蓄電池の導入率100%に向けた取り組みを進めます。
【能登半島地震、東日本大震災からの復旧・復興】
能登半島地震からの「創造的復興」を全力で推進
能登半島地震の被災地・被災者に寄り添いながら、自立再建が難しい被災者への住宅供給となりわいの再建・創造を実現するとともに、和倉温泉をはじめとする観光地や輪島塗などの伝統産業、農林水産業などのなりわい支援、能登半島の魅力を活かした「創造的復興」を全力で推進します。
東日本大震災の「第2期復興・創生期間」以後の取り組み
「第2期復興・創生期間」以後も、事故原発炉の廃炉の完遂、除去土壌の復興再生利用・県外最終処分、住民の帰還促進、福島イノベーション・コースト構想と福島国際研究教育機構との連携による新産業の創出、農林水産業・観光・なりわいの再建、移住・二地域居住を含めた関係・交流人口の拡大に総力を挙げて取り組みます。
【「移動の足」に困らない社会へ】
国土交通省「交通空白」解消本部の「取組方針2025」に基づき、公共・日本版ライドシェアの普及、自治体への十分な財政支援などを強力に進めます。また、通院やお買い物など「生活の足」としても期待される自動運転を推進し、MaaS(マース:検索・予約・決済等を一括で行うサービス)の活用など交通サービスの高度化に取り組みます。
バリアフリー、ユニバーサル社会の実現
大型商業施設に入る小規模店舗のバリアフリー化、ホームドアの設置、特急や新幹線車両における車いす用フリースペースの設置やウェブ予約システムの導入、障がい者用ICカード、運賃の精神障がい者割引、航空機用バリアフリートイレの導入などを進めるとともに、「心のバリアフリー」の取り組みを推進します。
【犯罪対策の抜本強化】
SNS詐欺や重要犯罪等を取り締まる新たな制度や捜査体制を確立するなど犯罪対策を抜本的に強化するとともに、犯罪に加担せず判断できる力を養う情報リテラシー向上策を進めます。
SNS等を悪用した闇バイトや詐欺広告、偽アカウント対策として、広告主による本人確認書類提出の義務化、プラットフォーム事業者による広告内容の調査・監視体制の強化とともに、違反時の罰則強化を図ります。
5.国際社会の平和と安定
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